脳内神経伝達物質
脳内神経伝達物質
( のうないしんけいでんたつぶっしつ )
脳内で情報を伝達する化学物質のこと。脳内のニューロン同士、あるいはニューロンと効果器細胞との間で働く。現在までに50種類以上の神経伝達物質が確認されているが、その働きが比較的解っているのは20種と言われる。精神活動の面で重視されるのはガンマ-アミノ酪酸(GABA/ギャバ)、ドーパミン、ノルアドレナリン、セロトニンなど。
特にドーパミン、ノルアドレナリン、セロトニンを総称してモノアミン神経伝達物質と言うが、モノアミン神経伝達物質は、情動に大変大きな働きを起こし、また多数の脳内の部位に大きな影響を及ぼすことで知られる。