漢方医学
漢方医学
( かんぽういがく )
中国の古代漢民族が病気の治療法として体系立てたものを、主に江戸時代に日本人の医師達が日本人の体質に合うように改良した医学。漢方で用いられる治療法には、湯液療法(漢方薬の煎剤などによ薬物療法)、鍼灸療法(ツボを鍼や灸で刺激して、内臓およびその他の器官を調和させる方法)、あん摩療法(ツボや経絡を、手で揉んだり押したりすることで体を調和させる方法)、気功療法(呼吸法を中心に、ゆったりとした運動法を加え体内の気を回らせるもの)、薬膳療法(食事療法に漢方薬を加えたもの)などがある。