発達心理学
発達心理学
( はったつしんりがく )
心理学の一分野で、受精に始まり死に至るまで続く人間の発達的変化を研究する学問を言う。
以前は、子供が大人になるまでの過程が発達であると考えられていたが、現在では老年期までも含め、人は生涯を通して変化・成長を続けるものと捉えられるようになったため、発達心理学の研究対象も、加齢による人の一生涯の変化過程となった。
最近では一生涯を研究対象とする視点を強調するために、生涯発達心理学と呼称される場合もある。
具体的には、各発達段階での心的、社会的、身体的な発達とそのための条件、また発達を阻害する要因や発達障害などを研究する。