積極的傾聴
積極的傾聴
( せっきょくてきけいちょう )
C.ロジャースによって唱えられたカウンセリングの考え方の一つで、相手の言葉の真意まで積極的に汲み取って聴こうとする行動を言う。人は本来問題解決の答えを自分の中に持っており、カウンセラーは傾聴することによって、その本人の行動変容を促す、という考え方に基づいている。主役は話し手であり、カウンセラーの必要・十分条件として、受容・共感・自己一致が大事であると説かれている。
今日のカウンセリングの世界に大きな影響を与えており、カウンセリング=ロジャース流を思い浮かべる人も多い。