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買い物依存
( かいものいぞん )
買い物行為にとらわれていて、買い物への衝動的な渇望が自分ではコントロール出来ないと感じていて、しかも買い物による興奮や快感のためにその行為が止められない状態に頻繁に陥ること。女性に多いと言われる。
買い物行為そのものに関心があるため、購入した品物には無関心な場合も少なくない。
買い物にとらわれるために、家族・社会関係、経済状態、仕事になんらかの支障をきたすが、それでも買い物を止めることが出来ず、買い物行為直後の開放感や快感はすぐに罪悪感や悲しみに変わることが多い。
明らかな原因はわかっていないが、家族に同じような買物依存の人やその他の嗜癖問題を持っている人が存在することが少なくないため、なんらかの生物学的要因が関与している可能性がある。また、ネガティブな情緒を買い物行為によって解消しようとするメカニズムが認められたり、親切にされる店という空間を求めている部分があったりすることなどから、空虚感やさびしさを埋めようとする反復行為(強迫行為)であるとも考えられている。"