全か無か思考
全か無か思考
( ぜんかむかしこう )
ストレス状態に陥り易い固定化した考え方の一つで、物事を見るときに、「白か黒か」という両極端の見方をしてしまう思考パターンを言う。例えば、自分のやった仕事に少しの欠点が見つかって「完全な失敗だ」と思ったり、いつもAをとっている学生がたまたまBをとって「もう完全にだめだ」と考えたりするもの。
このような考え方をすると、「完全に○○である」ということが実際には難しいにも係わらず、行き過ぎた自分の要求に自らをあわせようとしていることになり、結果自身が大きなストレスになり、気分が暗くなって悪循環になりかねないと言われる。"