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行動療法
( こうどうりょうほう )
ある行動をすると、その結果あるインセンティブ(強化因子)が得られ、その行動はますます強化されることになる、という考え方に基づいてた療法を言う。条件付け理論や学習理論が背景にあるとされ、人の誤った行動も誤った学習の結果であり、その誤りを正し、正しい行動をした場合にはインセンティブを与え、逆の場合には負のインセンティブを与え、その行動を強化・身につけさせようとすることを狙っている。
アメリカでは60 年代から、主に自閉症児の治療に用いられ、今ではアルコール依存症や肥満症の治療など、幅広い分野に応用されている。
行動療法には、系統的脱感作法、自律訓練法など多様な技法があり、不安・イライラ、引っ込み思案、不登校、不安障害、心身症などさまざまな問題・症状に用いられている。