心身症
心身症
( しんしんしょう )
日本心身医学会の指針によると、身体疾患の中でその発症や経過に心理・社会的因子が密接に関連し、器質的ないし機能的障害が認められる病態を言う。つまり、身体の病気の中で心理的あるいは社会的な要因が大きく関わって症状が発現したり悪化したりする疾患が心身症と呼ばれる。
心身症はあらゆる身体の病気で起こりえるが、特に心身症とみなされることが多いものには、気管支喘息、過換気症候群、狭心症、心筋梗塞、不整脈、過敏性腸症候群、胃・十二指腸潰瘍、糖尿病、緊張型頭痛、片頭痛、不定愁訴症候群、円形脱毛症などが挙げられる。"