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精神障害が原因の労災請求件数が増加

2006年6月

厚生労働省から平成17年度の労災補償状況が発表された。精神障害等の状況は以下のようになった。
1 請求件数は656件であり、前年度に比べ132件(25.2%)増加。
2 認定件数は127件であり、前年度に比べ3件(2.3%)減少。
3 業種別では製造業、医療福祉業の請求件数が増加。
4 職種別では専門技術職、事務職の請求件数が増加。
5 年齢別では29歳以下、30〜49歳の請求件数が増加。

(厚生労働省 出所:脳・心臓疾患及び精神障害等に係る労災補償状況(平成17年度)について



(一言コメント)

平成17年度に請求、認定のあった労災補償状況についてのデータが発表されました。 このデータの読み方の注意点としては、平成17年度中に請求、認定のあった件数であり、「平成16年度に請求があった案件に関して、平成17年度に認定があった場合」、 「請求は平成16年度にカウント、認定は平成17年度にカウントされる」

よって、単純に「認定率」などを同年度内のデータだけで把握することはできません。尚、昨年度から現在にかけて「労災認定基準」の変更はありません。

また、業種別、職種別データに関しては、母数が異なるため、業種間、職種間比較は難しいものの、
◆業種別 ; 製造業、卸売・小売業、医療・福祉
◆職種別 ; 専門技術職、事務職、技能職
において、請求件数が増加傾向にあります。

また、年齢別の状況に関しては、
◆20代、30代
請求件数が増加傾向にあります。

更に詳しい情報、これらのデータに基づく対応方法に関しましては 研修体験会 をご参照ください。

 

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