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セント・ジョーンズ・ワート

セント・ジョーンズ・ワート
( せんと・じょーんず・わーと )

軽症うつ病の治療に用いられるハーブ。有効成分はヒペリシン、ハイパーフォリンという成分で、脳内神経伝達物質であセロトニンを増やす作用があるとされ、摂取を始めてその効果が現れるまで、多くの場合4週間〜8週間かかる。
セント・ジョーンズ・ワートは米国ではサンシャインサプリメントとよばれ、軽度から中度のうつ病や、更年期障害、自律神経失調症などに効果があるとされる。また、ストレスの緩和、ダイエット時のイライラ感などにも高い効果を上げている。
ハーブの先進国ドイツでは患者が「イライラする、ストレスを感じる、体がだるい、やる気が起きない」など軽いうつ症状を示したとき処方されるのがセント・ジョーンズ・ワートであり、1年間に医師により300万通もの処方箋が書かれていると言われる。
副作用はまれで比較的無害とされ、副作用で最も多いものは胃腸の不調。

 

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