ピグマリオン効果
ピグマリオン効果
( ぴぐまりおんこうか )
「予測の自己実現効果」のこと。アメリカのローゼンタールが、小学生に対して行った知能テストで、実際の結果に関係なくランダムに抽出した生徒を、教師に「この子達は伸びる」と告げたところ、1年後に取り上げられた子供達の知能テストの結果が他に比べても実際に伸びていた。つまり、教師が期待することによって、相手もその期待に応えていた、とする考え方。この実験は後に不備な点が多いと指摘され、否定されたが、相手(例えば部下)に対して期待を抱くことによって、その人が伸びる可能性があることを示唆する考え方。