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交流分析
( こうりゅうぶんせき )
アメリカの精神科医バーンにより開発された実践的な精神療法で、日本には1970年代に紹介された。精神分析の影響を強く受けており、人は自分で考え、 自分で決断できるというカウンセリンググと共通の基本原理があるため、カウンセリングの技法としても利用されている。
基本概念は、人の心の中には、P(parent)・A(adult)・C(child)と名づけられる三つの自我状態があり、このバランスを知り、自己を客体化することを目指す。個人の中で起きていることを理解する構造分析、二人の間に起きていることを理解する、やりとり(交流)分析、不快感をもたらす特定な交流の型を理解するゲーム分析などからなる。
P・A・Cのバランスをチェックリストで分析し、視覚化する方法はエゴグラムと呼ばれ、自我状態の把握に利用されている。