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双極性障害
( そうきょくせいしょうがい )
躁状態とうつ状態が出現する疾患。双極性障害は「双極T型障害」と「双極U型障害」に分かれる。
双極T型は、躁状態とうつ状態とを呈する疾患で、うつ状態がなく躁状態だけの場合も双極T型障害に含まれる。
双極U型はうつ状態と軽躁状態を呈する疾患で、軽躁状態は本人も困らないことから、本人、家族は単なうつ病と思っている場合も少なくないとされ、軽躁状態だけでうつ状態の経験が一度もなければ、病気とは診断されない。
また、軽躁状態と軽うつしかない場合は「気分循環症」と言われる。1年に4回以上の躁またはうつ状態が存在する場合「急速交代型」と呼ばれ、「季節型」では、通常冬にうつ状態となり春に軽躁状態になることが多い。