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今年も自殺予防週間が実施されます−9月10日〜16日。9月10日の世界自殺予防デーにちなみ

2014年9月


内閣府は、平成26年度の「自殺予防週間」の実施要綱を発表した。これは、9月10日の世界自殺予防デーにちなみ、毎年、9月10日〜16日の1週間、集中的に自発防止のための啓発、支援を実施するもの。要綱には、自殺を身近な問題として、国民一人ひとりに正しい知識を持ってもらい、早期の気づき、声がけを行って支援に結びつけること、国、中央官庁のみならず、地方自治体、民間団体がそれぞれ連携しつつ、相談支援事業などの対策を行うこと、キャンペーンなどで、全ての国民に分かりやすい効果的、かつ適切な広報活動を行うことなどが盛り込まれている。
これに伴う形で、各自治体も積極的に啓発、支援事業を実施する。東京都は9月を自殺防止強化月間と位置づけ、自殺相談ダイヤルのほか、多重債務相談、仕事の悩み相談など複数の電話相談窓口を開設し、集中的な支援を行う。愛知県は、県民により正しい知識を持ってもらうために、街頭啓発キャンペーンを実施するほか、フリーダイヤルの電話相談窓口で支援する。また、大阪府など近畿6府県4政令都市は、共同して集中的な啓発事業を行う。
なお、各自治体はそれぞれで電話相談窓口を開設しているが、内閣府は「こころの健康相談統一ダイヤル」を設定し、共通の電話番号（0570-064-556）から最寄りの公的相談窓口につながるようにしている。現在、49の都道府県、政令指定都市で統一ダイヤルが設定済み。より多くの人が相談しやすい体制の整備が進められている。

 

平成26年度自殺予防週間実施要綱
平成26年度自殺予防週間特設ページ
第15回自殺防止！東京キャンペーン
平成26年度自殺予防週間啓発事業について（愛知県）
近畿6府県4政令指定都市共同キャンペーン
こころの健康相談統一ダイヤルについて


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