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2005年7月
社会経済生産性本部の調査結果により、7割の労働組合において、ここ3年間の「心の病」は増加傾向にあることがわかった。68.7%の労働組合が「増加傾向にある」と回答し、「心の病」が多い年齢層は「30代」とする労働組合がもっとも多く、49.9%だった。
「心の病」のために1ヶ月以上休業している組合員がいる労働組合も、68.1%だった。なお、2003年に実施した前回の調査に比べて悪化傾向にあり、年齢層は40代から30代にシフトしている。
「心の病」の原因として、もっとも多くの労働組合があげているのは「職場の人間関係」(30.4%)であり、次いで「仕事の問題」(18.6%)だった。また、職場のメンタルヘルスを低下させる要因として最も影響が大きいものとして、「コミュニケーションの希薄化」をあげる労働組合がもっとも多く(49.9%)で、職場でのつながりや信頼関係が薄れていることが背景にあると考えられる。
(財)社会経済生産性本部 メンタル・ヘルス研究所
「労働組合のメンタルヘルスの取り組み」より
(一言コメント)
増加傾向の要因は「職場でのつながりや信頼関係が薄れていることが背景にある」とのこと。
特に、上司・部下の関係についてではないでしょうか?
上司の方々は、これらの状況をどのように捉え、認識されているのでしょうか?
メンタルヘルスケアについての意識・認識を高める必要性もありますが、
ここにきて、再度、信頼関係構築のためのコミュニケーションスキルの状況を確認してみては。。。
ご参考までに オーダーメイド研修 のページをご覧ください。