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メンタルヘルス最新ニュース

仕事にストレスを感じる労働者は管理的な仕事、専門的・技術的な仕事で6割以上

2005年7月

労働政策研究・研修機構の調査により、仕事に精神的ストレスを感じる労働者は約61%、職種別にみると、管理的な仕事が専門的・技術的な仕事よりも上回っていたことがわかった。また、ストレスを感じる原因は「会社の将来性に不安を感じる」、「仕事の責任が重い」、「仕事量が多い」などが多かった。詳しくは以下の表を参照。

職種

管理的な仕事

66.5
専門的・技術的な仕事 64.6
販売の仕事 61.8
事務の仕事 60.7
サービスの仕事 59.4
技能工・生産工程の仕事 56.8
保安の仕事 49

運輸・通信の仕事

47.1
労務作業等の仕事 36.7
その他 51.6
ストレスを感じる原因
会社の将来性に不安を感じる 29.3
仕事の責任が重い 29.1
仕事量が多い 27.8
職場の人間関係が悪い 23.1
自分の雇用の安定性に不安を感じる 21.5
働く時間が長い 18.4
否定形的業務が多い 17.7
職場環境が悪い 17.7
相談する相手がいない 17.3
仕事の成果が重視される 14.2
仕事が適正にあわない 11.6
情報化・技術革新への対応が困難 9.8
情報が多く処理しきれない 9.1
同僚との競争が激しい 1.4
その他 8.5

また、 平均労働時間(残業も含む)が長いほどストレスを感じる割合が高くなる傾向があり、労働時間が50時間以上では、「精神的にストレスを感じる」がおよそ7〜8割を占めている。

週の労働時間
60時間以上 71.4
55〜60時間未満 75.8
50〜55時間未満 67.3
45〜50時間未満 64.8
40〜45時間未満 56.2

 

労働政策研究・研修機構
「人口減少社会における人事戦略と職業意識に関する調査」より

(一言コメント)
  ストレスの要因を上記の表にあるように列挙すればきりがありません。
  また、これらのストレス要因を無くすことは、もちろん不可能です。
  そんなことをしてしまえば、企業組織は存続できません。
  では、どうすれば良いのか?
  1つの方法として、自分自身で気付き、対処できる状況をつくること。
  セルフケアの視点、 どのように養成していきましょうか?
  ご参考までに オーダーメイド研修 のページをご覧ください。

 

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