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仕事要求度−コントロールモデル demand-control theory

仕事要求度−コントロールモデル demand-control theory
( しごとのようきゅうど―こんとろーるもでる )

1979年にKarasekによって提唱されたコントロールモデルである。
職場の心理・社会的ストレッサーの強さは、仕事のペース、量、時間、仕事の際に要求される精神的集中度や緊張の度合いなどの仕事の要求度と、仕事上の意思決定の度合い、自分の能力や技術を発揮・向上できる可能性などの仕事のコントロールという二つの要素とその組み合わせによって決まるとし、仕事の要求度が高く、コントロールが低い状態で、最も精神的緊張が高く、疾病のリスクが高いとした。
このモデルに従えば、仕事の特徴は大きく四つに類型化される。第1は、高デマンド・低コントロールの高ストレイン群で、最も心理的緊張度(ストレイン)が高く疾病のリスクが高いとされる。第2は、高デマンド・高コントロールのactive群で、仕事はきついがやりがいを感じており、困難な課題をも克服しようとする意欲が強く、レジャータイムなどの活動内容もアクティブである。第3は、低デマンド・高コントロールの低ストレイン群で最もストレインが少ない。第4は、低デマンド・低コントロールのpassive群で、刺激に乏しく、能力が次第に萎縮していくかのような特徴を持つ。

 

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