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234号 より多くの社員にストレスチェックをしてもらいたい!さてどうする??

2016年4月14日

きょうは、72候の「虹始めてあらわる」。
陽の光が少し強くなってきて、雨の後には虹が出るようになった頃
ということのようです。
最近は、晴れていて陽が差している日と曇っている日では
寒暖の差が大きく、服装の調節が大変ですね。

さて、ストレスチェック準備の進捗状況はいかがでしょうか。
どうすれば、全員がストレスチェックをやってくれるのだろうか
と頭を悩ましているご担当者も多いのではないでしょうか。

では、ここでクイズです。
ストレスチェックの義務化により、社員は少なくとも1年に1回
ストレスチェックテストを実施しなければならない。
というのは正しいでしょうか。

本文に正解を記載しました。

今月はストレスチェックの実施(受検)について、考えてみたいと思います。

※ストレスチェックテスト<実施者無償受託>キャンペーンのご案内があります
※ラインケア研修の体験会(共に東京・大阪・名古屋)のご案内もあります。

 

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本号のトピックス ====================================
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1.より多くの社員にストレスチェックをしてもらいたい!さてどうする??
受検率を上げるために
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2.高受検率をマークしているストレスチェック
<CSのmy-Mentalの例>  
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3.ストレスチェックテスト<実施者無償受託>キャンペーンのご案内

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4.5月・6月の研修体験会のご案内

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5.メンタルヘルス ニュースピックアップ

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1.より多くの社員にストレスチェックをしてもらいたい!さてどうする??
受検率を上げるために
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先ほどのクイズの答えは分かりましたでしょうか。
今回は少し易しかったでしょうか。

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ストレスチェックの義務化により、社員は少なくとも1年に1回
ストレスチェックテストを実施しなければならない。
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正解は「間違い」です。

もし「社員は」を「事業者は」に置き換えると
「正しい」になります。

事業者には「実施の義務」がありますが、
従業員には「受検の義務」はありません。
従業員は受けるのが嫌だと思えば、受検しなくても良いのです。

皆さんの会社では、社員の何割位の方が受検をしてくれそうですか?

ご担当の方は、
より多くの従業員に受検してもらいたいと考えていることと思いますが、
では何故多くの従業員の方が受検するのが望ましいと考えられますか?

○費用をかけるのだから、無駄にならないよう使って欲しい

はい、確かにそういう部分はあると思いますが、それだけではありません。
そもそもは、

○ストレスの高い人や、メンタル不調可能性の高い人が
自分の状態を自覚して、セルフケアやサポートを通して、発症を防いだり
重症化を防いで、より良い生活、より良い業務ができるように

という点にあるかと思います。

その為にはより多くの方に受検をしてもらう必要があります。

また、

○組織分析(集団ごとの集計・分析)を行って、職場を改善するためには、
各組織の状態の正確な把握が必要になります。

その為にはより多くの方に受検をしてもらう必要があります。

5割の人しか受検しなければ
1.残り半分に含まれている、高ストレス者、メンタル不調可能性の高い人は
準備されているサポートにつなぐ事ができません。
場合によっては、医療への早期対処もできなくなります。

2.組織分析の正確さは5割程度です。
これで施策を考えても必ずしも効果的な施策ができるとは思えません

ではどの位の受検率があればいいのでしょうか。

カウンセリングストリートでは、少なくとも9割の受検率が必要と考えています。
ええっ、9割の受検率なんて無理、と考えていませんか?

そんなことはありません。
カウンセリングストリートmy-Mentalの今までの平均受検率は

何と、
約95% です。

次章で、その高受検率を維持している秘密を少しのぞいてみましょう。

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2.高受検率をマークしているストレスチェック
<CSのmy-Mentalの例>
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高受検率を維持している「秘密」と書きましたが、
ものすごい「秘密」があるわけではありません。
また、弊社だけで達成できるものではなく、お客様と弊社が
協力して行っていくことによって初めて達成できるものです。

【my-MentalのWEB受検の場合】
1.社内告知
ストレスチェックの目的、プラバシーが保護されること、
テスト後のしっかりしたサポート等々を社員の方が
良く理解していただくことがまず大切です。
会社によって、一番伝わる方法は違います、
弊社のアカウントマネージャーがご相談に応じます。

2.初日のご案内
弊社からメールで全員にご案内をお送りします。
メールに書かれているURLをクリックすれば、
テストがすぐ始められるようになっています。
スマートフォンでの受検も可能です。
可能であれば、職制からの告知はとても有効です。
これについてもアカウントマネージャーがご相談させていただきます

3.案内未到達の方への迅速な処理
弊社のシステムでは、ご案内メールが届かない方がいると、
すぐにご担当者に連絡が行きます。
人事管理画面から、対処をしていただくと、
次の日には、再度ご案内メールが送られる仕組みになっています。

4.未受験者への促し(強制ではありません、内容はあくまでも「促し」です)
[御社内での促し]ご担当者は、リアルタイムで未受験者、受検率が確認できます。
可能であれば、職制からの促しをお願いしています。
[弊社からの促し]終了5営業日前、2営業日前、終了日のそれぞれで、
未受検の方全員に受検の促しメールをお送りします。
こちらにもURLが記載されていますので、クリックして
すぐにテストが始められます。
※弊社からの促しにあわせて社内での促しを実施していただくと効果が増します。

5.受検率が9割未満の場合の自動延長
終了日の前日に受検率が9割に達していないと、自動的に終了期日が5営業日延長されます。
延長日(元の終了日)に未受検の方全員に延長のご連絡と受検促しを行います。
2営業日前促しを経て終了日の前日に延長の判断をして、これを繰り返します。
※今までの実績では、ほとんどの会社様で1回の延長で9割を超えます。
※9割を超えても、更に続けて実施することも可能です。

これ以外にも、そもそもの社員データの
「不備自動チェック機能」
「不備を画面で修正してすぐチェックできる機能」
などが受検率のアップに貢献しています。

このように、お客様と弊社が協力することにより、
95%という高受検率を実現しています。
これでストレスチェックの実施の効果が増し、
発症予防、重症化予防にも効果を発揮できます。

my-Mentalの詳しい内容をお知りになりたい方は、是非、
御社担当のアカウントマネージャーにご連絡いただくか、
または、このメールに返信をお願いします。

次の章で、ラインケアの研修体験会のご案内があります。
ご覧の上、是非ご参加ください。

 

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3.ストレスチェックテスト<実施者無償受託>キャンペーンのご案内

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ストレスチェック義務化は昨年12月1日に施行され、
各企業様においては具体的な準備を進めている最中かと思います。
弊社では下記<実施者無償受託>キャンペーンを期間限定で実施します。
ぜひご検討ください。

◆キャンペーン期間:2016年6月末まで
◆キャンペーン内容:上記期間中に義務化対応ストレスチェックテストmy-Mental(※1)
を新規お申込の場合、ご希望により弊社が実施者を無償受託いたします(※2)。
産業医が実施者を引き受けてもらえない場合は是非ご利用を検討ください。

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※1
my-Mentalは、法律で義務化されたストレスチェックテストに100%適応しています。
また義務化の指針において厚生労働省が求める「総合対策」(1〜3次予防)にも
完全対応のストレスチェックテストです。

※2
通常費用「年間30万円」のところ初年に限り無償。
弊社が行う実施者業務は、今回の義務化で定められた
実施者が必ずしなければならない業務を、貴社産業医に代わって行うものです。

■ キャンペーン情報 http://counseling.st/
■ my-Mental情報 http://counseling.st/hr/mentalcheck.php
■ 詳しくは御社担当アカウントマネージャーにご連絡いただくか
または
このメールマガジンへの返信で、お問い合わせください。

 

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4.5月・6月の研修体験会のご案内

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■東京・大阪・名古屋にて以下研修体験会を開催します。

参加ご希望の方は
御社担当アカウントマネージャーにご連絡いただくか
または
このメールマガジンへの返信で、
参加ご希望の都市名(東京・大阪・名古屋)、講座名、開催日と
会社名、部署名、お名前、電話番号をお書きの上
メールにてご連絡ください。
※定員になり次第締切となります。お早めにお申込ください。

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【東京】
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■ラインケア研修の体験会 <発症者を減らすためのラインケア研修(基礎編)体験会>
【参加条件:外部委託による研修を具体的に検討中の企業様に限定させていただきます】
日時:4月26日(火)9:30〜11:50
場所:東京体育館 サブアリーナ内会議室 千駄ヶ谷駅徒歩3分
参加費用:無料
内容:<部下のうつを確実に見つけるために>
◆メンタルヘルス障害の基礎知識(どんな病気なのか、発症の原因、治療内容等)を理解する
◆部下のメンタルヘルスケアにおける管理職の義務と役割を理解する
◆早期発見・対処のポイントを理解する 
※少人数で実施します

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【大阪】
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■ラインケア研修の体験会 <発症者を減らすためのラインケア研修(基礎編)体験会>
【参加条件:外部委託による研修を具体的に検討中の企業様に限定させていただきます】
日時:5月17日(火)13:30〜15:30
場所:大阪市立青少年センター(KOKO PLAZA) 新大阪駅徒歩5分、地下鉄新大阪駅徒歩10分
参加費用:無料
内容:<部下のうつを確実に見つけるために>
◆メンタルヘルス障害の基礎知識(どんな病気なのか、発症の原因、治療内容等)を理解する
◆部下のメンタルヘルスケアにおける管理職の義務と役割を理解する
◆早期発見・対処のポイントを理解する 
※少人数で実施します

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【名古屋】
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■ラインケア研修の体験会 <発症者を減らすためのラインケア研修(基礎編)体験会>
【参加条件:外部委託による研修を具体的に検討中の企業様に限定させていただきます】
日時:5月19日(木)13:30〜15:30
場所:名古屋市芸術創造センター 東山線新栄町駅徒歩3分、桜通線高岳駅徒歩5分
参加費用:無料
内容:<部下のうつを確実に見つけるために>
◆メンタルヘルス障害の基礎知識(どんな病気なのか、発症の原因、治療内容等)を理解する
◆部下のメンタルヘルスケアにおける管理職の義務と役割を理解する
◆早期発見・対処のポイントを理解する 
※少人数で実施します

 

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5.メンタルヘルス ニュースピックアップ
最新の情報やメルマガの内容に関連のある情報を
お伝えします
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脳内酵素の活性化でストレスに強くなる−山口大学、研究結果を発表
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山口大学の研究グループは、
3月23日、長期間のストレスを受けても、脳内の酵素を活性化することで、
うつ病などが発症しなくなる可能性があることを発見した。
この酵素は「サーチュイン」(SIRT1)と呼ばれるもの。

今回の研究では、マウスに長期間のストレスを与え、
ストレスに適応できたマウスと、適応できなかったマウスの脳内SIRT1の状況を比較。

その結果、ストレスに適応できたマウスはSIRT1の量に変化は見られなかったが、
適応できなかったマウスでは、脳内の海馬でSIRT1の減少が確認された。

また、ストレスに適応できなかったマウスの海馬のSIRT1を活性化させたところ、
ストレスに強くなることも明らかとなった。
逆に、SIRT1の働きを弱めた場合は、軽度なストレスにすら適応できない状況となった。

これらのことは、マウスのストレスへの適応は、
SIRT1が重要な関連を持つことを示唆している。

今回の研究結果により、
ストレスが原因となるうつ病などのメンタルヘルス障害の原因解明、
治療薬の開発につながることが期待される

山口大学報道発表 http://goo.gl/TMp8xM

 

平成27年の自殺者は約24,000人。うつ病による自殺者が目立つ−特に40代、50代が顕著
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3月18日、内閣府は平成27年の自殺者数の確定値を公表した。

それによると、平成27年中の自殺者の総数は24,025人であり、
昨年に比べて1,402人(5.5%)の減少となった。
減少傾向はここ6年続いている。

自殺の原因・動機は、昨年同様、「健康問題」がトップであり、
全体の50.6%である12,145人が該当する。
その中でもメンタル疾患は多く、「健康問題」の約4割に当たる5,080人が、
うつ病の悩みや影響による自殺者であった。

うつ病による自殺者の年代では、
40代が1,019人、
50代が958人と、
40代〜50代だけで約4割にのぼっている。

現在、メンタルヘルス障害発症者では、
40代、50代の割合が多いことが、統計で明らかになっている。

昨年12月の厚生労働省による「平成26年患者調査」によると、
現在うつ病など気分障害の患者数は約111万人であるが、
そのうち、40代が占める割合は19.6%、50代は15.4%であった。

この数字は、それぞれの年代の人口構成比(40代14.5%、50代12.2%)を
上回るものであり、この傾向は、自殺者数に占める
40代、50代の多さと無関係ではないと考えられよう。

40代、50代は社会の中心を担う世代である。
この年代のメンタルヘルスのケアに向けても十分に対策を取ることが必要である。

内閣府統計 http://www8.cao.go.jp/jisatsutaisaku/toukei/h27.html