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262号 会社と管理監督者の義務(安全配慮義務)

12月26日

今年もあっという間に年末を迎えてしまいましたね。
「平成最後の」というワードがあちこちに行き交うこの年の瀬、
皆様におかれましてもお忙しい日々をお過ごしと思います。

自然災害の前に人間の無力さを感じた今年、
現地で汗する人たちの姿に何度も心打たれました。
一方で、大きな波の中で受けた心の傷と戦い続ける方のお声も届きました。
災害だけではなく、日常の生活の中で苦しむ声にも心が痛みました。

一人一人の上に、必要な助けと知恵が与えられますように。
すこしでも多く力になれるように、さらに気を引き締めて新しい年を迎え
たいと思います。

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本号のトピックス ====================================
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1.第一回公認心理師交流会開催のお知らせ
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2.会社と管理監督者の義務(安全配慮義務)
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3.メンタルヘルス ニュースピックアップ
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1.第1回公認心理師交流会開催のお知らせ

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第1回公認心理師交流会を開催します。

 日時: 2019年2月22日(金) 18:30開始
場所: 東京都港区西麻布
会費: 7,000円
参加資格: 公認心理師第1回試験合格者で
弊社メルマガにご登録いただいている方
主催: 弊社代表取締役社長 鶴田和也(公認心理師)

【ごあいさつ】
ついに実現された公認心理師の初めての国家試験。
現任者講習から過去問もなく、試験から間が開いた合格発表でした。

今回合格された皆様は、すでに現場の第一線で活躍されており、
立場上落とすことのできないプレッシャーの中で、
試験に向けて相当ご努力されていました。

国家資格となった公認心理師が活躍できる領域は多岐にわたっており、
社会から大きな期待を寄せられている反面、
この資格を使ってどう社会貢献していくのかは、
公認心理師となられた皆様方が道を作っていかれることになります。

様々な領域で活躍されている公認心理師が知恵を出し合い、
連携していくことがとても重要になってきます。

このたび企画いたしました公認心理師交流会は、
皆様の情報交換と連携のための第一歩として、
今後の一助となればと思い開催します。

お食事をしながら、皆様の情報交換の場になればと思います。
参加希望の方は、本メールへご返信ください。

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2.会社と管理監督者の義務(安全配慮義務)

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2015年12月1日にストレスチェック制度が義務化されてから、
早いもので3年が経過しました。

会社様や管理監督者の方々は、この数年、
ストレスチェックテストの実施とその対策に尽力されてこられたのでは
ないでしょうか。

ストレスチェックテストの主たる目的は1次予防とされていますが、
会社と管理監督者に課せられている安全配慮義務は、
2次予防や3次予防、つまり、早期発見・早期対処、そしてその後の再発
予防を含みます。

この早期発見・早期対処のためには、
管理監督者がメンタルヘルスに対する正しい知識を持ち、
日ごろから注意して部下と接していくことが必要です。

また、安全配慮義務の存在は知っていても、
何を、どこまでする必要があるのか、
あるいは、どのようにしたらよいのか、
具体的な方法になるとよくわからないという管理監督者の方もいらっしゃる
かもしれません。

弊社では、オリジナルのストレスチェックテストー my-Mental ー のご提供に
合わせ、ストレスチェックに関連する管理職研修もご用意しております。

また、my−Mental は1次予防のチェックテストにとどまらず、
2次予防、3次予防にも対応できるテストとして開発しています。
まだご利用いただいていない企業様は、
ぜひmy−Mental のご利用についてご検討ください。

my-Mentalの詳細およびストレスチェックにかかわる様々な問題について、
詳しくお知りになりたい方は是非貴社担当のアカウントマネージャーにご連絡
いただくか、このメールにご返信ください。

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3.メンタルヘルス ニュースピックアップ
最新の情報やメルマガの内容に関連のある情報を
お伝えします
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 今月は、睡眠と覚醒を制御する様々な脳内物質を産生するニューロン群の、
相互関係を明らかにした研究をご紹介します。弊社の相談窓口に寄せられる
ご相談の内容でも睡眠の不調にかかわる内容はとても多いですが、現在は5人に
1人が睡眠になんらかの問題を抱えているという1文にあらためて驚いてしまい
ました。ぜひお読みいただければと思います。

 

睡眠と覚醒を制御する神経回路を解明
−視床下部睡眠中枢と覚醒中枢の神経接続の解明−
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筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構の斎藤夕貴、桜井武教授らの研究グル
ープは、マウスの脳内において覚醒と睡眠を切り替えるスイッチの役割をす
る神経回路を明らかにしました。

睡眠は脳と全身の機能の保全に必須の生理機能ですが、現在、5人に1人が
睡眠になんらかの問題を抱えているといわれています。睡眠にはノンレム睡
眠とレム睡眠があります。ノンレム睡眠は、いわゆる深い眠りで、「脳の休
息」とも呼ばれており、記憶の強化や脳に溜まった老廃物の除去といった働
きがあります。一方のレム睡眠では、脳は覚醒状態に近いレベルで活動して
います。私たちはこの2つの睡眠を交互に繰り返し、脳のメンテナンスと、
快適な翌日のための心身の準備を行っています。
睡眠と覚醒は脳が自発的にもたらすもっとも大きな行動変化であり、脳の機
能の大幅な変化を伴います。そのスイッチの切り替えにおいて大きな役割を
果たしているのが視床下部と脳幹です。視床下部の前方には睡眠の開始と維
持において重要な役割を果たす部分があり、後方には覚醒の維持にとって重
要な働きを果たす部分があります。しかし、その両者の関係には不明な点が
多く残されていました。睡眠を改善し、睡眠障害のよりよい治療法を創成す
るためには、睡眠と覚醒をコントロールする神経回路の解明が必須でした。

睡眠と覚醒は、GABA,セロトニン、ノルアドレナリン、ヒスタミン、オレキ
シンなど様々な脳内物質が関与して制御されています。今回の研究によりこ
れらを産生するニューロン群の相互関係が明らかになりました。これらの脳
内物質に作用する薬物は多く知られており、それらの薬物の睡眠や覚醒への
作用をよりよく理解できるようになると期待されます。また新しい作用機序
の睡眠障害治療薬の開発に役立つことが期待されます。

原論?情報
Yuki Saito, Takashi Maejima, Mitsuhiro Nishitani, Emi Hasegawa, Yuchio
Yanagawa, Michihiro Mieda, and Takeshi Sakurai
‘Monoamines Inhibit GABAergic Neurons in Ventrolateral Preoptic Area
that make Direct Synaptic Connections to Hypothalamic Arousal Neurons.’
The Journal of Neuroscience doi:org/10.1523/JNEUROSCI.2835-17.2018

        ※プレスリリースより一部抜粋して掲載しております

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