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職業性ストレスモデル

職業性ストレスモデル
( しょくぎょうせいすとれすもでる )

NIOSH(National for Institute Occupational Safety and Health:米国労働安全保健研究所)により提唱されたモデル。
職業性のストレスモデルは、職場の中にある種々のストレッサーに対する急性反応として心理的・生理的・行動的変化が生じ、それが持続すると作業能力低下や医学的診断がつくような疾病が生じることを示している。

職場では作業の質的・量的負担、職場の不充分な物理的環境や人間関係の問題などの様々な職場のストレッサーに曝される。
これらのストレッサーが大きくなると自分が気づいているいないにかかわらず、多かれ少なかれ「疲れる」、「イライラする」、「仕事への不満」、「意欲の低下」、「出社困難」などの急性のストレス反応が生じ、なおまた、その人が持っているストレスへの対処能力を越すと、健康を損なってうつ病や胃潰瘍などのストレス病になる。
しかし、「年齢、性別、性格、能力などの個人的要因」や「仕事以外の要因」、上司や同僚、家族からの支援「社会的支援」の有無によってストレス反応の大きさや健康問題の発生は大きな影響を受けることが分かっている。
(※社会的支援はストレス反応を軽減し、健康問題の発生を予防することが多くの調査研究で明らかになっていますので、ストレス反応の緩衝要因と呼ばれている。)

 

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