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ブリーフセラピー

ブリーフセラピー
( ぶりーふせらぴー )

短期療法。精神療法の一つで、症状が発生しない特定の条件を発見することにより症状の解決を図ろうとするもの。1969年代にアメリカで考案されたもので、そこでは精神疾患の原因を取り除くことが必ずしも症状の防止に繋がるとは限らない、それよりどのような方法であれ症状の発生を防止することが治療に繋がるのだという考え方が基本となっている。
つまり、短期療法では、症状を引き起こしている原因を取り除いて症状を解消するのではなく、症状が発生しない特定の条件を実行することによって症状の発生を防止することを計っていく。
例えば、登校拒否の児童に学校に行かないで自宅で勉強をしろと命じると、自宅にいるのが嫌になって逆に学校に行きたくなってしまうことがあるが、これが症状が発生しない「例外」と呼ばれる条件。短期療法ではこうした症状が発生しない「例外」的条件を実行することで、いわば逆説的に症状の発生を防ぐことを狙う。不登校、摂食障害などに有効。

 

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