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セクハラ被害女性を労災認定

2007年6月

ファミリーレストラン「デニーズ」の元アルバイト店員で神奈川県小田原市の女性(34)が職場のいじめやセクハラ(性的嫌がらせ)が原因でうつ病になったとして出した労災申請について、小田原労働基準監督署(神奈川県小田原市)が労災認定していたことが5月17日に分かった。
女性の代理人弁護士などによると、セクハラに起因するとした労災認定は全国的にも珍しいという。

訴状によると、女性は2005年4月下旬から大井町上大井の「デニーズ大井松田店」にアルバイト店員として勤務。直後から、同僚の男性3名から「下着を脱がせろ」「頭が悪い」「お前は給料をもらう資格がない」と言われるなど、執拗な嫌がらせを受けたほか、首を絞められるなどの暴行を受けた。

女性は同年11月に小田原市内の病院で「重いうつ病」と診断されて入院し、現在も横浜市内の病院に入院している。

女性は、デニーズジャパン(東京)とセクハラをした元同僚3人に慰謝料など計約3000万円を求める訴えを横浜地裁小田原支部に提訴。2006年5月17日に開かれた第1回口頭弁論で、同社や元同僚側は請求棄却を求め全面的に争う姿勢を示した。第二回弁論は6月14日に開かれる。

 

【一言コメント】

セクハラに起因するとした労災認定のケース。上記文章からも分かるように、とても執拗な嫌がらせを受けたほか、首を絞められるなどの暴行を受けたとのこと。今回のケースは、非常に極端な事例と思われますが、社内の取組状況は如何でしょうか?

どのような基準でパワハラ、セクハラになるのか?明確に周知されていますでしょうか?この機会に、あらためて、社内の状況把握、対策検討をお勧め致します。

 

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