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お客様導入例 : カウンセリングサポート

東急リゾートサービス
東急リゾートサービス


株式会社東急リゾートサービス 様

 

自社では対応出来なかった発症者の完全復帰が適いました。
事例を通して自社にノウハウが溜まり、同様のケースが起来た際に、スムーズな対応が出来るようにもなりました。
専門家の力は本当に大きいと痛感しています。

東急リゾートサービス 人事部長 矢野 治之 様
人事部長 八野 治之 様

課題・背景

「2006年頃、自社で発症者が増加傾向にあったことや、メンタルケアに関する企業の社会的責任が叫ばれるようになった状況に伴い、会社として従業員のメンタルヘルスケアに関して何か対策を講じるべきという話が出ました。そこで、カウンセリングストリート株式会社(以下CS)や他のEAP会社とどのように対策を進めるべきかという話を始めました。」
と語られるのは、株式会社東急リゾートサービスの八野部長。
「翌年、対策の始めとしてまずは、相談窓口の設置を行うことを決め、CSに窓口の設置を依頼。対策の足がかりとなりました。その後、次の展開として、管理職向けの研修を行うこととし、どういった内容でどのように行うべきかCSと話を詰め始めたのです。」
「ところが、ちょうどその研修の検討と時期を同じくして、ある拠点で発症者が出て、早急にその社員をケアしなければならない事態に陥ってしまいました。しかし、自社に対応が出来る者がおらず、どのように対応すべきかのノウハウもないという状況で、ほとほと困り果ててしまいました。」

 

導入のポイント

この状況を受けて、相談窓口の設置でやり取りをさせて頂いていた弊社が、カウンセリングサポートも行っていたため、依頼を頂くに至りました。
その時のことを八野部長は、
「発症者が出てその対応を迫られたため、急遽CSにサポートを依頼することにしました。自社内で対応出来る状況ではなかった上に、そもそもこういった対応は専門家に任せるべきだ、と考えていました。もちろん、実際に依頼に至ったのは、相談窓口の設置や研修の話を通して、CSが信頼出来る会社だと感じていたためです。」
とおっしゃいます。

 

導入時の状況

東急リゾートサービス様の依頼を受けてすぐに、弊社のカウンセラーが、発症者が勤めている拠点に赴き本人カウンセリングを実施。同時に、本人対応にあたっての注意点や人事処遇についてのアドバイスを本人の上司と八野部長にさせて頂きました。
ところが偶然にも、時を同じくして別の拠点で別の発症者が出て、さらなる対応を迫られる事態に陥りました。そのため、同じカウンセラーが、すぐその別の拠点に赴いてサポートにあたることになったのです。
「カウンセラーの方には申し訳なかったのですが、同日中に別の拠点に飛んで頂き、前の拠点と同様、本人カウンセリングと上司と人事へのアドバイスを頂きました。突然二つの事例の対応に迫られた訳ですが、CSのお陰で乗り切ることが出来ました。」

 

導入後の感想、効果

「外部のカウンセラーを使って社員のサポートにあたるというのは初めての試みだったのですが、活用して感じたことは、『ここまで親身になってやってくれるものなんだ。』、ということでした。本人はもちろん、その上司や人事である自分に対しても、熱心かつ誠実にアドバイスを頂きました。本人に寄り過ぎることも、上司や人事に寄り過ぎることもなく、三者にとって最良の選択となるよう真剣に考えてくれました。」
と八野部長はおっしゃいます。
「加えて、『配置転換すべき』、『暫く現状維持で様子をみるべき』、など、行動ベースにまで落とし込んだ具体的なアドバイスが得られ、とても助かりました。」
とも。
八野部長におっしゃって頂いたようにCSでは、カウンセリングサポートで現場の上司や人事に対してアドバイスさせて頂く際には、出来る限り具体的な内容でお伝えするようにしています。それは、現場の上司や人事が求めておられることは、「どう動けば良いのか」という行動レベルでのアドバイスだと考えるためです。
その時の本人の状態と現場の上司や会社のスタンスや状況を受けて、具体的にすべきことを組み立てそれを現場の上司や人事にお伝えする、それがカウンセリングサポートの価値であり、いくら抽象的なアドバイスや一般論をお伝えしてもお役に立たないと考えています。
「この二つのケースを通して、こういった対応は、素人がやるよりも専門家に任せるのがとても良い、ということを痛感しました。無理に自社で対応する必要はなく、専門家を上手く活用し、本人、会社両方にとってより良い解決策が導くべきであり、それを適えられたと思います。」


発生直後の緊急対応が終わった後には、周囲向けの勉強会を行わせて頂くことになり、そこで、本人対応に関する注意点や、本人対応で周囲が負担を抱えないための方法を伝えさせて頂きました。
そして、最初の二つのケース以降、発症者対応が必要になる度に、弊社のカウンセリングサポートをご活用頂き、今に至っています。


「事例を通して、次に同じような問題が発生した際、関係者がどのように対応すべきかのノウハウを身に付けることが出来ましたが、それは当初予定していなかったプラスの点でした。一度目に対応出来なかったことが、次は対応出来るようになっていることを実感出来ます。素人がいろいろ言いながらやるよりも早く適確に対応出来る上に、ノウハウ蓄積にも繋がると実感しました。」
と八野部長はおっしゃいます。
「もちろん発症者が出ないに越したことはないものの、たとえ何か発生してもいつでも専門家に相談出来る、という安心感がとてもあります。何か起きても慌てずにCSに連絡をすれば良い、という状況は非常に心強いです。」

 

今後の展開

「これまでと同様、自社内で対応しきれない個別案件については、CSという外部の専門家を上手く活用して対応してきたいと考えていますし、その対応を通して自社内にノウハウも溜め、自社対応の幅も広げていきたいと思っています。」
「また、個別案件と並行して、相談窓口やヘルプデスクの設置、EAPマニュアルの導入、管理職向けの研修も行ってきましたので、対策の基礎固めは出来たと思います。今後は、個別案件を含め、全ての対策をどのように有機的に連動させていけるかが課題です。“活きた”対策にしなければいけません。」
「幸いなことに東急リゾートでは、人事と現場の関係が比較的密なため、現場で何かあればすぐ人事に相談がきます。こういった状況を活かして、人事からさらに現場に積極的に働きかけ、連携しつつ対策に取り組んでいきたいと思います。」
八野部長の真剣な取り組みに対して、今後も外部専門家として恥ずかしくないサポートが出来るよう励んでいきたいと考えています。

 

お客様プロフィール

事業内容 : リゾートホテル、ゴルフ場、スキー場、別荘などの運営受託
         及びコンサルティング
従業員数 : 1,510名 (平成21年9月30日現在)
URL    : http://www.resortservice.co.jp/